給湯器専門店 給湯の匠給湯の匠

Blog

給湯器が雨の日にエラーになる原因とは?対処法と事前対策を徹底解説

給湯器が雨の日にエラーになる原因とは?対処法と事前対策を徹底解説
2026.10.21株式会社ワイエネット

雨の日に限って給湯器のお湯が出ない、エラーが点滅するといった不調に戸惑う方は少なくありません。雨天時の不調の多くは、湿気や雨水の侵入、漏電を防ぐ安全装置の作動が原因で、天候の回復とともに自然に復帰するケースもあります。

ただし点火不良や地絡を示すエラーが続く場合は、経年劣化や内部故障が重なっているおそれがあり、設置から約10年を過ぎた機器では交換も視野に入ります。原因ごとの対処の順番を知っておけば、慌てずに判断できます。

給湯器 雨の日 エラーバナー

1. 給湯器が雨の日にエラーを起こす仕組み

給湯器 雨の日 エラー

雨の日に給湯器が不調になるのには、湿気と水分という共通した背景があります。まずは、なぜ雨天時に症状が出やすいのか、その仕組みから整理します。

1.1 雨の日に不調が起きやすい理由

結論から言えば、給湯器は精密な電気部品と燃焼部を備えているため、雨の日は湿気や水分の影響を受けやすくなります。点火に使う電極やセンサー、基板まわりに水分がつくと、電気が本来とは違う経路に流れたり、絶縁性能が一時的に下がったりします。その結果、燃焼や通電が不安定になり、エラー表示につながるのです。

屋外設置が一般的な住宅用給湯器では、こうした湿気の影響を完全には避けられません。

晴れの日は問題なく使えていた機器が、雨の日だけ調子を崩すのはこのためです。雨の日の不調は、必ずしも故障とは限らず、水分が引き金になった一時的な症状であることも多いと覚えておくと、落ち着いて対処しやすくなります。

1.2 安全装置が作動して給湯器が止まる場合

給湯器が雨の日に突然止まる背景には、漏電などの危険を避けるための安全装置の働きがあります。異常を検知すると運転を自動で停止し、エラーを表示して使用者に知らせる仕組みです。これは故障ではなく、機器を守るための正常な動作である場合も少なくありません。

安全装置が作動しやすいのは、次のような状況です。

  • 内部に水分が入り漏電の可能性があるとき

  • 点火や燃焼が正常に確認できないとき

  • 排気の流れが妨げられているとき

いずれも、機器が「このまま運転すると危険」と判断して停止した状態です。表示されたエラーを無理に消そうとせず、まずは原因を落ち着いて確認することが復帰への近道になります。

2. 雨の日に給湯器の点火不良が起きる主な原因

給湯器 雨の日 エラー

雨の日の不調で最も多いのが、お湯をつくる最初の段階である点火でのつまずきです。ここでは、点火不良を招く代表的な原因を三つの角度から見ていきます。

2.1 湿気による点火装置の不具合

雨の日の点火不良で特に多いのが、湿気によって点火装置が働きにくくなるケースです。給湯器は点火時に電極で火花を飛ばしてガスに着火しますが、電極まわりが結露したり絶縁性能が下がったりすると、火花が安定して飛ばず着火に失敗します。

湿気が点火部に影響する主な経路は次のとおりです。

  • 電極やセンサー表面の結露

  • 基板や配線部の絶縁低下

  • イグナイター(点火装置)周辺への水分付着

こうした状態では、数回の再点火を試みた後にエラーで停止することがあります。内部が乾けば復帰する場合もありますが、繰り返すようであれば部品の劣化が進んでいるサインと考えられます。

2.2 排気口や本体への雨水の侵入

暴風雨のときは、給排気口から雨水が吹き込み、バーナーや燃焼部が濡れて点火できなくなることがあります。通常の雨では問題にならない向きでも、横殴りの風を伴う雨では水が入り込みやすくなるのです。

燃焼部が濡れると、水分が乾くまで正常な燃焼ができず、点火不良のエラーが続きます。特に風を強く受ける面に給排気口が向いている設置環境では、この影響が出やすい傾向があります。雨がやんで内部が乾燥すれば自然に回復することもあるため、まずは天候の回復を待って様子を見る判断も有効です。

2.3 経年劣化が重なって不調が起きやすくなる場合

雨の日の不調は、機器の経年劣化が重なることでいっそう起こりやすくなります。給湯器の設計上の使用年数(耐用年数)は、一般的に約10年が目安とされています。年数を重ねた機器では、配線やパッキンの劣化によって防水性や絶縁性が落ちている場合があります。

新品に近い時期は雨でもほとんど影響が出なかった機器が、設置から年数が経つにつれて雨の日だけ不調になる、という変化はよく見られます。

劣化した部品に雨の影響が加わることで、普段は問題にならない湿気でもエラーにつながりやすくなるのです。雨の日の不調が増えてきたと感じる場合は、劣化の進行を疑う視点も持っておきたいところです。

3. 雨の日に出やすい給湯器のエラーコードと意味

給湯器 雨の日 エラー

リモコンに表示されるエラーコードは、不調の内容を知る手がかりになります。雨の日に関わりやすい代表的な表示を、点火不良と漏電・地絡の二つに分けて確認します。

3.1 点火不良を示すエラー表示の例

点火不良が起きると、リモコンにエラーコードが表示されます。多くのメーカーで共通して使われる代表的な番号を知っておくと、状況の把握に役立ちます。

下の表は、点火不良に関わる代表的なエラー表示の例です。

エラー表示

主な意味

起こりやすい場面

111

給湯側の点火不良

蛇口でお湯を出したとき

112

ふろ(追い焚き)の点火不良

追い焚きを行ったとき

11

点火不良(表示桁が少ない機種)

給湯・ふろに共通

これらはガス供給や排気、悪天候、部品の劣化など複数の原因で表示されます。

番号はあくまで症状の分類であり、原因の特定には状況の確認が欠かせません。同じ番号が繰り返し出る場合は、点検を検討する目安になります。

3.2 漏電や地絡に関わる表示の見分け方

点火不良とは別に、漏電や地絡(電気が本来と違う経路に漏れること)に関わるエラーにも注意が必要です。たとえばリンナイの給湯器では、エラーコード「190」が2次側電路の地絡を示す例として知られています。機器内部の回路やリモコンケーブルで異常が起きた状態です。

雨の翌朝にエラーが表示されたという質問もあります。ただし、雨が故障原因だったことを確認した事例ではありません。

ただし、エラーコードの意味はメーカーや機種によって異なります。同じ番号でも示す内容が違う場合があるため、番号だけで自己判断するのは禁物です。地絡や漏電に関わる表示は、電源を入れ直しても改善しないことが多く、内部点検が必要なケースに当たります。こうした表示が出たときは、自分で対処しようとせず専門業者に相談するのが安全です。

4. 給湯器がエラーになったときの対処の手順

エラーが出たときは、表示内容と機種ごとの対処方法を確認することが大切です。ここでは、取扱説明書の確認、天候の回復を待てる場合、避けたい操作を紹介します。

4.1 エラー表示を確認し、指定された操作だけを行う

エラーが出たら、メーカー名・型番・エラーコードを確認し、取扱説明書やメーカー公式サイトで対処方法を調べてください。

  1. 表示されたエラーコードを記録する

  2. そのコードに対応する対処方法を確認する

  3. 運転スイッチの入れ直しが案内されている場合に限り、指定された手順で操作する

  4. 改善しない場合や再発する場合は、販売店やメーカーへ相談する

雨が降っているときや、手・電源プラグが濡れているときは、プラグに触れないでください。ガスのにおいがする場合は電気スイッチを操作せず、安全な場所から契約しているガス会社の緊急窓口へ連絡してください。

4.2 天候の回復を待って様子を見る方法

雨水の浸入による一時的な点火不良では、天候の回復と内部の乾燥によって復帰する場合があります。ただし、待ってよいかどうかはエラーの内容と機種によって異なるため、取扱説明書やメーカーの案内に従ってください。

雨がやんでしばらくしても改善しない場合や、同じエラーが再発する場合は、販売店やメーカーへ相談してください。異音・焦げくさいにおい・ガス臭がある場合や、本体が浸水した場合は、乾燥を待って使い続けないでください。

4.3 エラー表示が消えないときに避けたい操作

エラーが消えないときは、機器に手を加えず、取扱説明書の案内に従って販売店やメーカーに相談してください。ガスのにおいがする場合は、電源プラグや電気スイッチを操作せず、安全な場所からガス会社の緊急窓口へ連絡してください。

  • 本体カバーを開けて内部を触る

  • 排気口や給気口を覗き込む、ふさぐ

  • 濡れた状態で配線やプラグを触る

  • 力任せにボタンを連打して復帰を試みる

これらはいずれも、感電や不完全燃焼などのリスクを高める行為です。エラーが消えないときは、機器に手を加えず、電源や使用を止めたうえで専門業者に連絡するのが正しい対応になります。

給湯器 雨の日 エラーバナー

5. 給湯器の修理と交換を判断する目安

対処しても改善しないときは、修理と交換のどちらを選ぶかという判断に移ります。相談のタイミング、設置年数、費用の考え方という三つの視点で整理します。

5.1 業者に相談したほうがよい症状

リセットや天候の回復を待っても改善しない場合は、専門業者への相談を検討する段階です。放置すると状態が悪化することもあるため、判断の目安を知っておくと安心です。

次のような症状が当てはまるときは、早めに相談してください。

  • 雨がやんでしばらくしてもエラーが消えない

  • 同じエラーが何度も再発する

  • 運転中に異音や焦げくさいにおいがする

  • 本体から水漏れや水滴の跡が見られる

これらは、一時的な不調ではなく部品の劣化や故障が疑われるサインです。特に異音やにおいを伴う場合は安全に関わるため、使用を続けず早めに点検を依頼することをおすすめします。

5.2 設置年数から考える給湯器の交換時期

修理か交換かを判断するうえで、設置からの年数は重要な手がかりになります。給湯器の使用年数の目安は約10年とされ、設置から7〜10年以上が経過している機器では、修理よりも交換が現実的な選択肢になることがあります。

年数の経った機器は、一箇所を修理しても別の部品が立て続けに不調を起こす場合があります。また、古い機種は交換部品の供給が終わっていることもあり、修理したくてもできないケースもあるのです。

設置から10年近く経ち、雨の日の不調が繰り返されるようであれば、修理費を重ねるより交換を検討したほうが結果的に負担を抑えられる場合があります。判断に迷うときは、地域の専門業者に設置年数と症状を伝え、見極めを相談するとよいでしょう。

5.3 修理と交換にかかる費用の考え方

修理と交換のどちらを選ぶかは、費用だけでなく機器の状態や使用年数を合わせて考えることが欠かせません。

具体的な金額は機種や工事内容で変わるため、ここでは判断の観点を整理します。

比較の観点

修理の場合

交換の場合

初期費用

交換より抑えやすい

まとまった費用がかかる

向いている時期

設置から年数が浅い

設置から7〜10年以上

今後の安心感

他の部品の不調が残る

新しい保証で使える

費用の目安は状況によって大きく異なるため、断定はできません。複数の要素を踏まえ、見積もりを取ったうえで総合的に判断することをおすすめします。

6. 台風や大雨に備える給湯器の事前対策

雨の日のトラブルは、起きてから対処するだけでなく、事前の備えで減らすことができます。台風前の確認と、日頃の設置環境の整備という二つの観点で対策を紹介します。

6.1 台風が近づく前に給湯器まわりで確認したいこと

台風や大雨が予想されるときは、被害を抑えるために事前の確認が役立ちます。あらかじめ対策しておくことで、浸水や吹き込みによるトラブルのリスクを下げられます。

台風が近づく前に、次の順で確認しておきましょう。

  1. 運転スイッチを切り、不要な運転を止めておく

  2. 浸水のおそれがある地域では電源プラグの状態を確認する

  3. 給排気口の周りに飛ばされやすい物がないか片づける

  4. 屋外の配管やホースのぐらつきがないか点検する

台風が過ぎた後は、本体や給排気設備、周辺に異常がないか安全な場所から確認してください。

給湯器が浸水・冠水した場合は、動くように見えても使用を再開せず、販売店や設置業者に点検を依頼してください。雨が降っているときや、電源プラグが濡れているときは、プラグに触れないでください。

6.2 設置環境でできる吹き込みや浸水への備え

日常的な設置環境の整備も、雨の日のトラブルを減らすうえで効果があります。普段から給湯器まわりを整えておくことで、いざという時の吹き込みや浸水の影響を和らげられます。

設置環境でできる備えとして、次の点を確認してください。

  • 排気口まわりにほこりやゴミをためない

  • 本体周囲に物を置かず風通しを保つ

  • 浸水しやすい場所では設置位置やかさ上げを検討する

  • 落ち葉や植木が給排気口をふさいでいないか確かめる

こうした手入れは、雨の日だけでなく機器を長く使ううえでも役立ちます。気になる点がある場合は、点検のついでに業者へ相談しておくと安心です。

7. 給湯器の交換なら給湯の匠(株式会社ワイエネット)

雨の日の不調や経年劣化による交換を考えるとき、頼れる相談先があると判断がぐっと楽になります。ここでは、給湯設備の専門店である給湯の匠の特徴を紹介します。

7.1 どんな給湯器のトラブルの相談に向いているか

雨の日の点火不良や、設置から年数が経った給湯器の不調に悩んでいる方は、専門店への相談で解決の糸口が見つかります。給湯の匠(株式会社ワイエネット)は、大阪府大阪市平野区を拠点に、ガス給湯器やエコキュートの交換・設置から給湯トラブルの対応までを手がける給湯設備の専門店です。

雨の日だけ出るエラーは、湿気や雨水、経年劣化など複数の要因が絡み、自分では原因を切り分けにくいものです。

給湯の匠では、大阪を中心に京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山の戸建てやマンションに対応し、症状に応じて修理と交換のどちらが適しているかを一緒に見極めます。繰り返す不調に迷ったときの相談先として向いています。

7.2 完全自社施工とダブル保証の特徴

給湯の匠の強みは、下請けを挟まない完全自社施工にあります。有資格者が現地確認から工事までを一貫して担うため、雨の日のトラブルのように原因の見極めが難しい症状でも、状況に応じた対応がしやすくなります。

主な特徴は次のとおりです。

  • 有資格者による完全自社施工

  • 商品と工事のダブル10年保証

  • 年中無休での受付(9時〜20時)

本業や家事の合間でも相談しやすい受付体制のため、急なトラブルでも次の一手を相談しやすくなります。給湯器の交換や修理で迷ったときは、給湯の匠のような地域の専門店に状況を伝えることから始めてみてください。

8. 給湯器の雨の日のエラーに関するよくある質問

ここでは、雨の日の給湯器のエラーについて、相談の場でよく挙がる疑問をまとめます。本文で触れた内容を、判断に迷いやすい点にしぼって整理しました。いざという時の対応の参考にしてください。

8.1 雨がやめばエラーは自然に直りますか?

条件によっては自然に直りますが、必ず直るとは限りません。雨水や湿気が原因のエラーであれば、内部が乾くことで天候の回復とともに復帰するケースがあります。まずはリモコンの電源を入れ直し、それでも消えないときは数時間から半日ほど様子を見るのがよいでしょう。

ただし、半日以上たっても改善しない、同じエラーが繰り返される、異音やにおいを伴う場合は、乾燥を待つだけでは解決しません。こうしたときは使用を止め、専門業者に点検を依頼してください。

8.2 雨の日に頻発する給湯器の不調は故障のサインですか?

雨の日に不調が繰り返される場合は、故障や劣化、設置環境の影響などが考えられます。ただし、新しい機器でも故障することがあり、使用年数や発生回数だけで原因は判断できません。

初めてのエラーでも、取扱説明書で対処方法を確認してください。同じエラーが再発する場合や、指定された対処で改善しない場合は、販売店やメーカーへ点検を依頼してください。

8.3 給湯器は雨がかかる場所に設置しても問題ありませんか?

屋外設置用のガス給湯器は、屋外での使用を前提に作られています。ただし、暴風雨による雨水の吹き込みや浸水で、使用できなくなる場合があります。屋内設置用の機器もあるため、設置条件は機種ごとの施工説明書で確認する必要があります。

設置場所について、次のような質問もあります。これは利用者の疑問を示すもので、安全性を裏付ける情報ではありません。

  • 横殴りの雨を強く受ける向きに給排気口がないか

  • 浸水しやすい低い位置に設置されていないか

  • 排気口まわりがゴミや落ち葉でふさがれていないか

これらに当てはまる場合は、設置位置の見直しや周囲の手入れで影響を抑えられます。気になるときは、設置環境を含めて専門業者に相談しておくと安心です。

9. まとめ:雨の日の給湯器のエラーは原因を見極めて備えよう

雨の日の給湯器のエラーには、雨水や湿気の影響で一時的に起きるものと、故障や劣化が関係するものがあります。まずはエラーコードを確認し、機種ごとの取扱説明書やメーカーの案内に従って対処してください。

天候が回復しても改善しない場合や、同じ症状が繰り返される場合は、点検を依頼してください。異音や異臭、浸水がある場合は、様子見を続けず相談が必要です。修理と交換は、機器の状態や使用年数、部品の供給状況などを踏まえて判断します。

雨の日の不調を防ぐには、台風前の確認や給排気口まわりの手入れといった日頃の備えも効果があります。原因を見極めて正しい順番で対処し、迷ったときは無理に自分で解決しようとせず、地域の専門店に相談することが、安全で確実な解決につながります。

雨の日に繰り返す給湯器エラーの修理・交換は給湯の匠にご相談を

給湯器 雨の日 エラーバナー

給湯の匠(株式会社ワイエネット)は、大阪を中心に京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山で、有資格者による完全自社施工と商品・工事のダブル10年保証に対応する給湯設備の専門店です。雨の日だけ出るエラーは原因の切り分けが難しいため、修理と交換のどちらが適しているかを症状に応じて一緒に見極めます。

年中無休で9時から20時まで受け付けていますので、繰り返す不調に迷ったら、まずはお気軽にご相談ください。

詳しくはこちら

Contact

お湯のトラブル、
まずはお気軽にご相談を。

お見積りは無料。最短即日で現地確認に伺います。大阪・近畿の給湯器・エコキュート交換は給湯の匠へ。